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1.過去形と現在形の混同
過去形を意味する単語を覚えておけば誤解がなくなりますよね。例えば過去を表すyesterday、three years ago、once upon a time、last summerがあるので動詞も過去形にするという反応ですね。
- 誤:I go to school yesterday.
- 正:I went to school yesterday. 私は昨日学校に行った。
- 誤:She leaves her hometown three years ago.
- 正:She left her hometown three years ago. 彼女は三年前に故郷の町を去った。
- 誤:Once upon a time, there is a famous king named Arthur.
- 正:Once upon a time, there was a famous king named Arthur. 昔々、アーサーという有名な王様がいました。
- 誤:He visits to England last summer.
- 正:He visited England last summer. 彼は去年の夏イギリスを訪問した。(visitにはtoは必要ありません。)
2.冠詞(a, an, the)の正しい使い方
冠詞(a, an, the)の正しい使い方は勉強すればするほど難しいルールがあります。特に英語にはたくさんの例外があってそこに注目するといいと思います。
不定冠詞 aとan(通常、aiueoの母音の前にanが付きます。)
- She is an old woman. 彼女は年老いた女性です。oが母音なのでaがanになります。
- He is an honest boy. 彼は正直な少年です。hoの発音はオとなるためaではなくanになります。
- He has studied English for an hour. 彼は一時間英語を勉強しています。hoがアと発音するのでaではなくanになります。
- She is a very old woman. 彼女は非常に年老いた女性です。vは母音(aiueo)ではないのでaがつきます。
- He is a European. 彼はヨーロッパ人です。Eが母音でも発音がユーから始まるのでanにはなりません。
定冠詞 the
- There is a girl playing in the park. The girl looks happy. 公園に一人の少女がいます。その少女は楽しそうに見えます。どの少女か確定している場合はaからtheに変わります。
- He is the first president. 彼は最初の大統領だ。firstはtheをつけるルールです。
- She was the last person to come. 彼女が最後に来た人でした。lastもtheをつけるルールです。
- He is the only person to have got the MVP in this team. 彼はこのチームで唯一MVPを獲得した人です。onlyもtheをつけるルールです。
- the world、the sun、the moonなどのように世の中で一つしかないと考えられるものにはtheがつきます。
3.manyとmuchの使い方
manyは数えられる名詞に、muchは数えられない名詞に使います。a lot ofはどちらにも使えます。
- There are many students on the school grounds. 校庭にたくさんの生徒がいます。studentsは数えられる名詞なのでmanyを使います。be動詞は複数形を表すareです。
- There are a lot of students on the school grounds. manyの部分がa lot ofで書き換えられました。
- There is much money in the safe. 金庫の中にたくさんのお金があります。moneyは量として考えられているのでmuchを使います。be動詞は単数形を表すisです。muchは否定文や疑問文で多く使われています。
- There is a lot of money in the safe. 日常はこちらの文がよく使われていて一般的です。
4.a fewとa littleの使い方
a fewは数えられる名詞に、a littleは数えられない名詞に使います。aをとると両方ともほとんどないという否定の意味になります。
- He has a few pencils. 彼は2、3本の鉛筆を持っています。pencilsは数えられる名詞です。
- He gave me a little sugar. 彼は私に少量の砂糖をくれた。sugarは数えられない名詞です。
- He has few pencils. 彼は鉛筆をほとんど持っていない。aをとると否定文になります。
- He gave me little sugar. 彼は私に砂糖をほとんどくれなかった。aをとると否定文になります。
5.largeとbigの使い分け
文章の中で数量や範囲の広さはlargeを使い、会話の中で物理的に大きい、数量、規模はbigを使います。
- He is a big boy. 彼は大きな少年だ。largeは人にはあまり使わない。
- She is a big fan of Shohei Ohtani. 彼女は大谷翔平の大ファンだ。抽象的な概念を表す。
- There are a large number of people at the festival. そのフェスティバルには多くの人たちがいた。
- His company made a large profit this quarter.彼の会社は今期大きな利益を上げた。
6.onとinの使い分け
曜日や特定の日に使われるのはonで、月や年に使われるのはinです。でも例外があります。5月3日のような語順では月があってもinは使わないでonとなります。
- on Sunday 日曜日に
- on Christmas クリスマスに
- on May 3rd 5月3日に
- in December 12月に
- in 2025 2025年に
7. 集合名詞は単数形扱い
ひとつのまとまりと考えられる単語は単数扱いなのでbe動詞はis、wasを一般動詞にはs,es,iesなどに変化させてください。
family:何人家族がいてもひとつのまとまりと考えるので複数形にはなりません。
- My family consists of five members. 私の家族は5人です。consistsと単数扱いです。
- My family’s hobby is traveling. 私の家族の趣味は旅行です。
committee : 委員会も家族同様に一つのまとまりです。
- The committee has a heated debate. その委員会は激しい討論がある。haveの三人称単数形が使われます。
- The committee is a large group. その委員会は大きな集団だ。