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1. これで完璧!so that ~can’tの使い方をマスターしよう
主節と従属節が同一主語の場合の構文です。
He is so tired that he can’t do his own job. 彼はとても疲れているので彼自身の仕事をすることができない。
- He is so tiredまでを主節と言います。
- that he can’t do his own job.を従属節と言います。
- 主節、従属節のある文を複文と言います。
- 主節の主語がわかっているのだから従属節では同じ主語を使わなくてもいいのではないかという気持ちになりますがthatで導かれる文は主語、述語を使います。
- またこの文を過去形に直すときはisをwasに、can’tをcouldn’tにします。He was so tired that he couldn’t do his own job.これを時制の一致と言います。
つぎは主節と従属節が同一主語でない場合の構文です。
This coffee is so bitter that I can’t drink it. このコーヒーは苦すぎて私には飲むことができない。
- 主節の主語はthis coffeeで、This coffee is so bitterまでを主節と言います。
- 従属節の主語はIで、that I can’t drink it.を従属節と言います。
- 従属節ではcoffeeの代わりに代名詞のitが使われています。
- 主節の主語がthis coffeeなのだからitを使わなくてもいいと思われるかもしてませんがthatで導かれる文は改めてもう一度使います。
- またこの文を過去形にするとThis coffee was so bitter that I couldn’t drink it.となります。
2. too~toを使いこなそう:基本から応用まで
主語がひとつの場合の構文です。
These dos are too weak to run. これらの犬はとても体が弱いので走ることができない。
- 主語は These dogsです。
- 述語 はare too weak to runです。
- too~toはあまりも~なので–できないという意味です。これは–するにはあまりにも~すぎるから変化したものです。
- 要するにこれらの犬は走るにはあまりにも体が弱すぎるからこれらの犬はとても体が弱いので走ることができないとなります。
少し難しく感じるのがつぎです。主語がふたつの場合の構文でそのうちのひとつが意味上の主語になる文です。
Mary speaks English too fluently for me to understand her. メアリーは英語をとても流暢に話すので私には彼女を理解できません。
- Maryが主語でfor meが意味上の主語です。
- to understand her:彼女の話す英語を理解するが彼女を理解すると表現が少して変化しています。
- too fluently for me to:意味上の主語for meの位置に注意です。
3. so~ that ~ can’tとtoo~toの違いを理解して、英語力アップ
so~that–can’tからtoo~toへの書き換えを検討してみましょう。同一主語の場合はheひとつで書き換えられます。でも、主節と従属節が同一主語でない場合はfor~の部分に意味上の主語をいれます。
例1:主語がひとつの場合の構文
He is so tired that he can’t do his own job. ➡ He is too tired to do his own job.
例2:主語がふたつの場合の構文
This coffee is so bitter that I can’t drink it. ➡ This coffee is too bitter for me to drink. itは省略です。
今度は逆でtoo~toからso~that–can’tへの書き換えです。these dogs はitの複数形they に変化させてください。またthis carはit(それを)に変えます。現在形から過去形に変える場合はbe動詞の変化とcan’t をcouldn’tに変化させることを忘れないでください。
主語がひとつの場合の構文
現在形:These dos are too weak to run. ➡ These dogs are so weak that they can’t run.
過去形:These dos were too weak to run. ➡ These dogs were so weak that they couldn’t run.
主語がふたつの場合の構文 (for me を I に変えます。)
現在形:This car is too expensive for me to buy. ➡ This car is so expensive that I can’t buy it.
過去形:This car was too expensive for me to buy. ➡ This car was so expensive that I couldn’t buy it.
4. 知識を深める:so~ that –can’tとtoo~toはenough toで
もう一つの書き換えもありますよ。それはenough toの用法です。それでは三つの文でくらべてみましょう。
文の意味:彼はとても(あまり)強くないのでその大きな石を持ち上げられません。
- He is not so strong that he can’t lift the big stone.
- He is too weak to lift the big stone.
- He is not strong enough to lift the big stone. 持ち上げるほどの十分な力がない。➡enough to lift the big stoneがstrongを修飾しています。
文の意味:彼は高年齢なので大きな車を運転できません。
- He is so old that he can’t drive a big car.
- He is too old to drive a big car.
- He is old enough to be unable to drive a big car. 運転できないほどの十分な年齢 ➡enough to be unable to drive a big carがoldを修飾しています。