Could、Should、Wouldはどの程度の可能性、期待、確信、予想で使われているのかを検証しました

英語

can、shall、willが変化した助動詞であることは明らかなのですが使われ方によって可能性や条件、助言などいろいろな表現ができます。また丁寧語として使うことができますのでこれらを解説していきたいと思います。

1.可能性、期待、確信、予想を表現する助動詞+be動詞

could be (可能性)

Taking that exam could be a great opportunity.その試験を受ければ素晴らしいチャンスになるかも

I hear that there’s a rumor the movie is interesting.その映画は面白いという噂だよ。It could be.そうかも知れない。

couldの用法は未来での40%くらいの可能性を示していて確信も低いときに用いられます。

should be (可能性、期待、確信)

If this project is successful, you should be able to get promoted. このプロジェクトを成功させれば出世できるはずだ

Do you think it will be a storm tomorrow? 明日は嵐だと思う? It should be. そのはずだ。

shouldは未来においては60%くらいの確信を持っているときに使用されます。

would be (未来の予想)

The weather would be much better once this front passes.この前線が過ぎればお天気はもっと良くなるでしょう

It will be snowy tomorrow, won’t it? 明日は雪が降るかもね。It would be。だろうね。(弱い推量)

wouldは未来において20%くらいの可能性です。可能性が低い場合や不確実な状況を表しています。

2. 可能、提案、予想を表現する助動詞+一般動詞

could swim(可能)

I could swim in the sea when I was a child.私は子供の頃、海で泳ぐことができました

should study(提案)

You should study harder if you pass the exam.その試験に合格したいならもっと勉強した方が良い

would go(予想)

If it is fine tomorrow, I would go to the museum.明日晴れたなら博物館に行くだろう

3.丁寧さを表現するcould,would,should

could (丁寧語)

Could you pass me the salt ? 塩をとっていただけませんか

Could you give me a hand? 手伝っていただけますか

would (want の丁寧語の一部)

I would like to buy this sweater. このセーターを買いたいのですが

What would you do if there was an earthquake? もし地震が起こったらどうしますか

should  (やわらかい提案)

You should try these sweets, they’re very delicious. これらのスイーツ試してみてください。おいしいですよ。

You should pay more attention to get good information.良い情報を得るためにもっと注意を払ってください。

4.まとめ

1.未来における可能性(~だろう)はつぎのとおりです。

  • would 20%くらいで可能性が低い場合や不確実な状況を表す。
  • could40%くらいで可能性が低くて確信も低いときに用いる。
  • should60%くらいである程度の確信を持っているときに使用する。
  • can80%くらいで可能性はあるものの実際の行動はわからない。
  • will100%くらいで決まっているものに対する未来の意志や行動を表す。

*上記の数字はwillを100とした時の例で文脈によって違ってきますが、あくまで一般的な例です。

2.助動詞の使い方で丁寧な英語か乱暴な言い回しになるかで大きな差が生まれます。なので物事を頼む場合はcould,wouldを使いましょう。

例えばCan I have your name? Could I have your name?(お名前いただけますか。)CanよりCouldを使った方がていねいですね。

またDo you want me to leave a message?(メッセージを残してほしいですか?)(乱暴な言い方)Would you like to leave a message?(伝言を承りますか?)のような例を見てもWould you like to leave a message?を使うべきですね。

このようにして丁寧な英語をマスターしていただけたら幸いです。